キャリア形成促進助成金を使いましょう! [キャリア形成促進助成金]
今日は、2012年度、村松が講師を行う研修の中で、
キャリア形成促進助成金を使える可能性があるコースの話です。
すべての研修一覧は、こちら
一覧の中で、B、監督者コース と C、2日間コース が対象になる可能性があります。
◆キャリア形成促進助成金とは?
中小企業で、社員のキャリアアップに必要な教育を仕事時間中に受けさせると、
1) 教育にかかった費用 ( 講師に支払った費用、資料台、会場料金等 )
2) 受講した社員の賃金に相当する額
1)と2)の金額を足した金額の 3分の1 が支給されます。
ただし、さまざまな要件が必要ですので、要件に該当するかどうかは
県の労働局か、専門家(社会保険労務士)に確認することをお勧めします。
ご自分で調べられる方は、下記からご覧ください。
キャリア形成促進助成金のパンフは こちら (厚生労働省のHP)
キャリア形成促進助成金の申請用紙は こちら (厚生労働省のHP)
また、この助成金の申請は、相当手間が掛かります。
なので、私の関係している企業では、労務の経験のある60歳以上の方を嘱託契約で雇用し、
助成金担当としているところが何社かあります。
◆助成金を使うメリットは?
1) 金銭的なメリット
教育を受けさせたいが、費用がネックとなっている企業があります。
費用の面で、助成が受けられるということがきっかけで、一歩前進できれば
メリットは大きいと考えます。
2)年間の計画を作成することにより、実効性が高くなる。
助成金の申請に必要な書類で「年間の教育スケジュールと個別のカリキュラム」を
作成します。
教育の計画が存在することで、実際に実行する確率が高くなります。
また、事前に従業員個人が、自分がいつ何の教育を受けるのかが分かるので
業務の調整をしやすく、出席しやすくなります。
3)教育への参加の協力を得やすい。
受講中の参加者が映っている写真が助成金の申請で必要です。
つまり、教育に参加しないと助成金がもらえない、ということです。
なので、仕事が忙しくても研修を優先させよう、という雰囲気を作りやすいです。
★なぜ、私がキャリア形成促進助成金をすすめるか
中小企業では、費用の問題、一人の責任範囲の広さ、等 教育を受けるチャンスが
少ないことは事実です。
ですが、人間として教育を受ける義務と権利に差はないと思っています。
そこで、助成金を申請することで、企業の規模にかかわらず、みんなが
勉強する機会を得られたらいいな、と思っています。
私は、研修の場を通して、
多くの人に会いたい
多くの人に自分の思いを伝えたい
と思っています。
最後になりましたが、今日、当事務所で行っている社労士の勉強会を7名で行いました。
14時46分に労働基準法の勉強中に中断し、震災で被災された2万人の方々の
お一人お一人の顔を思い浮かべて1分間の黙とうを行いました
今日の歩数 3,277歩
読者になっていただきありがとうございます。
相互させていただきますのでこれからよろしくお願いします。
休日でも出勤されているのに驚きましたが、黙祷を怠らなかった件では非常に関心致しました。
私も今日は久々に歌ったわけですが・・・
by 朝比奈 千歳 (2012-03-11 22:41)