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高年齢雇用継続について [社会保険労務士]

昨日、顧問先に伺って、来年4月からスタートする
高年齢者の60歳以降にかかわる、継続雇用について
相談にのってきた。
というか、正確なアドバイスにいってきた。

この企業は、60歳以上の方を多く雇用しているので
法改正の影響を多く受けるので、正確な知識が必要なのです。

ところが訪問して驚いたのですが
私の前に「雇用アドバイザー」とかいう人がきていて
来年4月からは、定年を65歳にしなければならない

ということで就業規則の改定をせまったそうです。

こんなウソを平気でついて歩いているそうです。

本人がどのように伝え方分かりませんが
労働局という肩書きをちらつかせて
相手の状況を考えずに、紋切り型で話したのであれば
受け取る側は、間違って認識してしまいます。

もちろん、私は訂正しておきました。


改めて、今回の改正について説明して
それでは、どうしようと打ち合わせになりました。

今まで労使協定で締結していた基準をなくすこと
厚生年金の支給に合わせての経過措置があること
継続雇用時に、労働条件の見直しがあってもよいこと

雇用形態が変更してもいいことなど

ひとつひとつ事例を挙げて説明したところで
事情主のイメージも固まってきたようです。


ここで、思いついてしまいました。

もともと事業主は、なぜ60歳以上の方を
大勢雇用しているのか

それは、この年代の人たちは、比較的に
時間の変更に寛容であること

そして、物のの取り扱いに丁寧なこと

こういったことが理由です。

ここの職場は、時間の変動が大きく
顧客の希望によって、長時間待たされたり
待ちぼうけをくうことも多く
用事がある若い人には、不向きなのです

また、お客様の荷物を直接取り扱うので
少しでも乱暴に扱うと、すぐに苦情がきます。

なので、高齢者向きの業種なのです。


で、考えました。

「社長、そうであれば、この人たちに長く働いてもらうには
 この人たちの健康に気を配ってあげればいいってことですよね」

「そうすれば、基準だことの、年金だことのに気にせずに
 65歳まで、しっかりはたらいてもらうことで
 会社も働く人も、Win-Winですよね?」

「おお、そうだ。確か、それが一番いい!

早速、彼らの健康診断の結果をちゃんと見て

病院にいってもらったほうがいい人には

キチント言うようにしよう!」

となりました。


最近自分の能力開発で学んできたこと

・健康の大切さ

・お互いがよくなることが一番

これが、自分の思考にしみついてきたなと
うれしくなりました。

自分が良くなることで、人もよくしてあげることができる

そして、自分には相当な影響力がある
ということを新ためて認識できました。

よかった。よかった。

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