強力な協力者現る

タイトルは、いきなるダジャレを意識しました。
ですが、昨日現れた、ビッグな出会いでした！！

彼とは、２年前くらいから会っていたのですが
それほど深い話を持つ機会を得られずにいました。

人を観察することが好きで、人に大変興味がある
ということと、大変頑張り屋だ、という捉え方でした。

現在の会社に派遣社員として入社して
熱心な仕事ぶりから、現場のリーダーになり
正社員として雇用されて、その後、派遣社員を
たばねる所長に昇格しました。

更には、先日、人事部長にまで駆け上がったという
秀吉真っ青の出世を、努力でつかんだ方です。

昨日、弊社主催のセミナー「うきごの会」に
仕事が終わってから駆け付けてくださり
様々な話をしていく中で、やはり主題は
人材育成になりました。

彼が現場のリーダーをやっている時に
派遣先からの要求が大変厳しく、
労務管理に毎日追われる日々だったそうです。

そうした環境で、自然と人との接し方を身に付けて
いかに、楽しくみんなに働いてもらうかを
肌で感じ取り、人事の仕事に興味を持ったそうです。

現場では、絶対におこったことがないそうです。

どんなに周りからの評判が悪い社員に対しても
大丈夫大丈夫と励まして接していたそうです。

「だって、嫌な気持ちで仕事をしたくないじゃないですか」
との彼の言葉に、私は、この人なら、とピピンときました。

そして、自分の思いを語りました。

私は、製造業の現場の雰囲気を変えたいと思っているのです。

１０，０００個生産して、１個の不良を出しても、その１個についてだけ
徹底的に、あばきたてます。

もちろん、品質は大事ですからその１個の原因究明は大事ですし
次への再発防止につなげなければなりません。

でも、９，９９９個の良品については、誰も何もほめません。

それは不公平ではないかな、と思うのですね。

悪いものは悪い。でも、いいものはいい、とメリハリのついた
現場の人への接し方が本来ではないでしょうか？？

そして、そういう雰囲気の現場になったら
本当にみんなが楽しくやりがいを持って働けるのでは
ないでしょうか？

そういう職場を作りたいと真剣に考えています。

彼は、こういってくれました。

「村松さんに仕事をお願いすることにして、
本当によかったと思います。これからよろしくお願いします。」

と頭を下げて言ってくれました。

私も本心から
「こちらこそ、自分の夢は一人ではかなえられないので
あなたに会えて、良かったと心から思っています。
これから一緒に頑張りましょう。」とお礼を伝えました。


自分の夢を思いつづけること
伝え続けることで、協力者ってあらわれるものですね。

昨夜は夢のような時間を過ごしました。