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思いと理性と [仕事の信条]

どうも自分は思いが先に立って、発言したり行動してしまう。
よ~く分かっているのだが、なかなか理性でそれを抑えられない。

特に、相手の人が困っていたり、何かに一生懸命になっていると
自分のことはほっておいて、そちらに全力を注いでしまう。

その時には自分も達成感があり、相手も大変喜んでくれる。

それが、事業でも同じことが起こるので、
いかがなものかな~っと思うことが多い。


年齢と経験を重ねて切ったからだろうか、
それとも怖いものを見るのが嫌だと言う臆病さからだろうか
相手が、この先どうなってしまうかを
だいたい予測できてしまう。

いわゆる「ほらっ!言ってことじゃない!」というパターン。

親がいたずらして、けがをした子供に叱る状況に
似ているかも。


そういえば、私は子供のころ、ともかく親の言うことを聞かなかった。

母親は大変優しいひとだったので、危ないことをしている
私をみると、おろおろして、「やめなさい!」と
何度も叱った

その、おろおろしている母親を見て、それがうれしくて
更に危ない遊びを続けると、最後はケガをして
泣いて終わる、のが常だった。

父親は、大変厳しく私に接していて、
危ないからやめろとは言わなかった。

どちらかというと、もっとやれ、という感じだった。


だから、私がケガをして泣いていても
「だから、やめろと言ったじゃないか」と
結果論で叱ったりはしなかった。

きっと、何回も痛い思いをして、そうして危険を
本能的に身に付けるだろう、と思っていたのだろう。


それはそれで、辛かっただろうな。
自分の子供がケガをして、泣いているのを喜ぶ親なんて
いないもの。


母親の、優しさが身につき、相手をほおっておけない自分がいる。

それだけではなく、父親の強さを身に付けて
相手に任せる、という心の大きさも必要だな。


もう私は、当時の父親よりも年齢が高くなっている。

父を超えられるようにしないとな。
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