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成年後見人 [社会保険労務士]

昨日は、成年後見人になるための、セミナーに参加した。

社会保険労務士会が主催の必須セミナーで
社会保険労務士が、今後成年後見人になるための
スタートとしてのセミナーだった。

成年後見人とは、例えば認知症になった、一人暮らしの
お年寄りが、自分では正しい判断ができなくなってしまい
お金をだまし取られてしまうとか、介護施設への
入所の手続きもできない、という場合に
その人に変わって、その人の意思を表明してあげる

そういう役割である。

既に、弁護士や司法書士の方がたが実施されていて
行政書士や税理士も、参入の準備をしているそうだ。

士(さむらい)業の方々が行っているのは
行政や司法への提出書類とかを書く機会が多く
一般の人では、少し難しいなか、と思われる。

ただ、現実的には、地域で、そういった方々の面倒を
ボランティアで見て下さっている方は、相当数いて
その人たちの協力なくては、到底勤まらんない
仕事であることも、事実だ。

社会保険労務士も参入しよう、ということで始まったが
既に熱心に実施している県もあり
埼玉県では、既に後見人の経験されている方もいて
その方が、昨日のセミナー講師として
体験談をたくさん話していただいた。

その中で、印象的だったのが、
その人に代わって、その人の財産、特に現金を
いっさい預かるので、倫理観が必要だとのこと。

実際に、何千万円も人のお金を着服してしまった
例もあり、最も重要なことかもしれません。

そこで、倫理観とは何か。


その方が言うには

「普通のことを普通にすること」

だそうだ。


人のお金を自分が使ってしまうのは
普通ではない。

人のお金を自分の財布にいれてしまうのも
普通ではない。

当たり前のことである。


誰が見ていなくても、誰がしっていようが
いまいが、普通にすればいい、と言われた・

そうだなあ、とつくづく思ってしまった。


自分が今、普通のことを普通にしているかと言われれると
?????、である。

まあ、いいか。

少しくらい、いいか。

ということが日常良くある。

例えば、道路が赤信号だが、急いでいるから
渡ってしまえ。とか

ファーストフードで、時間がないから
片づけの時に適当に、返してしまうとか。


なんとな~く、後ろめたい気持ちになるときって
普通ではないのですよね。きっと。


自分がいつ、このような仕事を任せてもらえる日が
くるのか分からないが
その時のために、普通のことを普通に行える
自分になっておかないと、と思った。





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