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私たちにできること [人材育成のヒント]

昨日は、先月研修を行った企業へのフォロー訪問を行った。

フォロー訪問のやり方は二つの方法がある。

一つは、研修の事務局の方へのフォロー。
二つ目は、受講者へのフォロー。

受講者へのフォローは、時間の関係で、それほど数多くはこなせていないが
研修事務局へのフォローは、先方から断られない限り行っている。

場合によっては、面倒がられることもあるけれど、基本的には
好意的に受け入れられるので、こちらとしてもやりがいがある。


さて、フォロー面談のことに話を戻しましょう。

まず、真っ先に尋ねられるのが、研修の感想。
ザックバランに話してほしいと要求されます。

私としても、思ったことはあるのですが
研修の時間だけで彼らを判断していいものなのかどうか
決めつけることができませんので、結構言葉を選びます。

但し、伝えるべきことは伝えなければならないので
十分な前置きをしておいてから、伝えます。

また、なぜ私がそう思ったのかを相手に分かってもらえるような
具体的なエピソードを話をするときもあります。

そういったやり取りの中で、今回、研修の内容が
全く理解できない受講者が一人いました。

研修中に、皆に発言を促すために、彼にも発言を求めますが
理解できていないのか、言葉が全く発せられないのです。

自分の思ったことを、言語化できない人も相当います。

なので、こちらとしては、何か言ってくれた言葉から発展させて
彼の思いを引き出すように心がけていますが
それも難しかったです。

彼のことに話が及ぶと、事務局も心得ていて
でしょうね。ということに話がなっていきました。
恐らく普段の仕事でも、そういう感じなのでしょう。

研修中にも、他の受講者から叱咤が飛んでいましたので。


でも、事務局から、発せられた言葉に救われました。

私たちはいろんな人に、仕事をしてもらわないといけません。
ですので、仕事の役割や、それを補完する教育の機会は
平等に与えようと心掛けています。

それを、どうつかみ取っていくのかは彼ら次第だと考えています。

ですよね、そうあるべきですよね。

実際に仕事をする人たちを、側面からバックアップする役割である
私たちにできること、それは、機会(チャンス)を与えることですよね。

人と会い、話をすることで、必ず何かを得ることができます。

ありがとうございました。

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