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企業の理念 [思ったこと]

ブラック企業がずいぶん話題に上る。

先日終了したテレビドラマ「ダンダリン」でも
そう思われる経営者が毎週登場した。

ブラック企業の定義はまだ完全に定着は
していないと思われるが、主として

 ・離職率が高い

 ・残業時間が長い

 ・サービス残業をさせている

 ・常に成果を求められる

といったところが代表だろうか。

先日、求職者に対して、ブラック企業かどうかを
判別するために、ハローワークの求人票に
その企業の離職率を記載する、という記事を新聞で目にした。

就職先を探す人にとっては、外から見た企業は分からないから
一つの指標としてはいいのだろう。

ブラック企業と呼ばれる経営者の特徴には
ある程度共通点が見られる。

 ・創業者

 ・ワンマン経営

 ・俺についてこい

そして、その企業の特徴としては

 ・急速に業務を拡大している

 ・店舗数や社員数がどんどん増えている

といったところか。
まだまだあるかもしれない。


で、こういった企業の経営者が言うセリフに

「俺のやり方に合わないなら、辞めてもらって結構」


これは、労働者から見ると、尊大な言葉だと受け取られる。


一方経営からすると、一本筋が通っているからこそ
急速に発展できてきたし、それにより雇用も生みだしている
という見方もできる。

実際、こういうスタンスで素晴らしい企業を作り上げた
経営者を何人も知っている。

こういう経営者が全てブラック企業になるわけではない。

従業員がイキイキ働いている企業も多い。
なぜだろう。

それは、「俺の考えについてこれないやつは」
というスタンスではなく、

「企業の理念についてこれないやつは」というスタンスだろう。

「企業の理念にそむく」経営者は企業を去る。

という厳しい姿勢を経営者が自らに課している企業は
ブラック企業ではないし、働きやすい職場になるのではないか

いろんな企業を見てきてそう思う。


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