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反応予測 - 上司編 - [人材育成のヒント]

タイトルの反応予測については、出来事の一端としてブログに載せている。

企業の方と話をしていると、いろいろ思い当たることがあるので
思いついてことを書き留めておきたい。

今回は、企業の上司と部下の接し方について考えてみた。

上司と部下は、仕事の指示をする側と指示される側。
管理する側とされる側。
等々、与えられた役割から反目しがちであるし、ある程度仕方がないことでもある。

しかし、お互い人間だし、できれば気持ちよく仕事ができれば
お互いのメリットとなるだろう。

ではまず上司から。

例えば、長い会議があり終日席を空けていた場合や
出張等で留守にしていた後、席に戻った時のこと。

その会議や出張等で
いろいろ処理しなければならない案件や、部下への指示を
真っ先に行いところだが、ちょっと待って。

いきなり、こちらから、いろいろな話を切り出すと部下はどのような
反応をするのか、予測してみてはどうだろうか。

たいていの場合、関心がなさそうに、または多少不機嫌に
上司の話を聞いていることってないだろうか。

なぜ、だろう。こちらが大切な仕事の話をしているのに。

部下は上司がいない間、相談したいこととか、困ったことが起こって
それをなんとか処理していたのかも知れない。

上司が席に戻った時に、真っ先に報告したいのに
それを聞かずに、あれやこれや言われると、どうしても
不機嫌な顔になってしまうのでは。


長い時間席を空けていて、戻った時に部下に言う言葉。
それは。

 「席をはずしている間、何かなかった?」

と聞いてあげれば、相手のホウレンゾウしたい欲求が満足されて
その後、上司の言うことをきちんと聞いてくれるだろう。


長い会議が終わり、いろいろやることを頭の中で整理しながら
席に戻るときに、部下の対応の反応予測をすることで
仕事を通じて良好な人間関係が生まれます。

部下編は明日に。




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