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指示の仕方 [人材育成のヒント]

今日、良い話を聞きました。
人への指示の仕方、ものの言い方についてです。

ふつうは、年下の人や部下に対して

 「~~しなさい」 とか「~~できるよ」という言葉を使うのでは。


これって、アドバイスする側や指示をする側が結果について
述べていますね。

しかも、これはこちら側からの言葉なので、聞く側からすると
「他人事」として受け止めてしまう可能性があります。

アドバイスされたい側、指示をされる側は何を求めているかというと
結果も大事だけれど、どうすればいいのか、を求めています。

そして、「自分のこと」として受け止めてもらうといいですね。


なので、少し工夫してこんな言い方はいかがでしょうか?

 「~~しようと思ってごらん」

この表現だと、他人から結果を押し付けられているのではなく
自分が主体となって、思い、それが行動に結び付けばいいな
ということになります。

具体的に言うと、


●従来の指示の仕方        ○工夫した言い方

 「不良を出すな」          「不良を出すものかと思ってみよう」


●従来のアドバイス        ○工夫した言い方

 「あきらめないでやり通そう」  「自分にあきらめるなって、言い聞かせては」


いかがでしょう。これですべてが解決するわけではありませんし
こういう言い方で、全く響かない人もいるでしょう。

ですが、あの人にどういえばいいのか分からない、という悩みを抱えているのであれば
自分の表現の仕方を変えることで、ひょっとしたら、人が動くかもしれません。

ぜひ、おためしあれ。
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