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教育の支援 [仕事の信条]

企業で行う教育の支援を行いたいと、前から考えていたし
いくつかの企業にはアプローチしてきた。

その時には、こちらの体制も整っていなかったし
まだ時流が早かったのかもしれない。

今、複数の企業から、自前で教育を行いたいが
力を貸してほしい、という要望が出てきている。

願ったりかなったりなので、ぜひお手伝いさせていただこうと
少し前から準備してきた。

いわゆる、社員研修の内製化 だ。

準備をすすめるうちに、ずいぶんと大変だな、と思う気持ちと
何とか形にしょう、という気持ちが入り混じっていた。

大変なのは、何と言っても自分が研修を行うのではなく
他の人に、上手に研修をすすめてもらえるような
資料を作成しなければならないことの、プレッシャーだ。

研修は、講師が中心で進めるのではなく
あくまでも主体は受講者だ。

だから準備となる資料は、基本の流れだけ作っておいて
あとは、現場対応になることが多い。

というか、そうしないと講師本位の研修になってしまい
受講者満足が得られにくい。

ところが、その現場対応を、ある程度予測して資料に
どこまで盛り込むのかが、読み切れない。

量が多いと、講師がやり切れないし、少なすぎると、物足りない
研修になってしまう。

まあ、研修はやはり講師の力量やパーソナルに負うことが
大きいので、資料について、どこまで比重がかかるのかな
という考え方もあるけれど。


やりがいという点は、人に教えることを教えるのが仕事になるので
教えることを仕事にしてきた私にとって
このことは、究極の仕事だと思えてきた。

自分がカリスマ講師だとは思っていないし
自分のキャラクターで、仕事をしてきたとは思っていない。

ただただ、目の前にいる人に分かってもらいたいという気持ちで
何年も講師をつとめてきた。

そろそろ自分が次の人を育てていく時期なのだろう。

いいタイミングだし、実が熟したと思える。


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