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仕事に対するやる気(2) [人材育成のヒント]

一日間をあけてしまいましたが、仕事に対するやる気に関して
こんな事例がありました、という第二段です。

 第一弾 - ある高齢者 - は こちら

管理職についてです。

一般的に、管理職は管理職手当がつくけれと
残業は付かない、とされています。

ところが、管理職に残業を付けている企業との相談で
みえてきたことがありました。

その企業。 部長のみ年俸制で残業手当なし。

それ以下の課長には残業が付いていて、人事の面から
及び人材育成の観点から、もちろん、やっている仕事を把握した上で
労働時間は自己管理にして、残業なしにするようすすめました。

理由は、人の管理をする仕事をしているので、その中には
部下が効率よく仕事ができるようにすること、
そして、経営的な観点から、残業をさせないように配慮することも
仕事として含まれてきます。

ようするに、部下に残業減らせという立場の管理職が
残業代をもらっていたら、どうしても、なあなあになってしまい
結果として、管理職の仕事を充分に発揮できない、ということに
なってしまうでしょう。

もちろん、管理職手当の妥当な金額にすることは
ゆうまでもありません。

ところが、なかなか受け入れてもらえません。

その理由は「かわいそうだから」。。。

いやいや、どっちがかわいそうなのでしょう?

管理職の地位に付けておきながら、管理の仕事をしにくい環境に
させていることって、かわいそうなのではないでしょうか。

実態として、管理の仕事をしているのか、
名前だけの管理職なのかは、しっかり検討をしなければ
ならないでしょうが、

管理職になったってことは、企業の将来から見ると
重要な役割をになったわけでしょうから
それをフルに発揮できりる体制をとってあげることこそ
その人の仕事に対する、やる気につながるのではないでしょうか。

そんなことを思いました。

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