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無言の圧力 [人材育成のヒント]

今日、企業担当者との打合せで、こんな話がでた。
私も企業で働いている時に、遭遇した事象なので
よくわかるし、今、自分がその場面に直面したら
どうしていいのか、分からなくなってしまう。

それが会議での無言の圧力だ。

会議にはいろんな目的がありますが
参加者で意見を出し合い、合意事項を作っていく、という会議で
参加者が全員無言になってしまう、
そういうとき、どうしたらいいのか?という話でした。

原因はいくつかあるでしょう。

・司会進行役がパワーがあるため、参加者が意見を述べる
 気力がなくなり、黙ってしまう。

・何か意見をいうと、反対されたり、否定されるから
 無言になってしまう。

・何か意見を言うと、その仕事が自分の担当になってしまうので
 自分の仕事が増えるのを回避するために、無言になる。

まだほかにもありますよね。

で、忙しい仕事の時間を割いて大勢の人が集まっているから
早く結論を出しておわりにしたいのですが、無言でいるから
どうにも進行しない。
仕方がなく、司会進行が決定してしまい解散。
何のために、会議をやったの、ってことになる。

嫌ですよね~、こういうのって。

でも組織で仕事をしていると、どこにでも起こりうる光景です。

そこで、そうなってしまったらどうやって対応をしたらいいか。

奇想天外な案も含めて、いろいろ出ました。

 ・司会も無言でいる。誰かが発言するまで、根競べ。
  いきなりこういう行動をとるのは大人げないので
  会議の前に、宣言しておく。

 ・司会者が会議の途中で、仕事の都合で退席してしまい
  後はみんなで決めておいてと頼む。
  会議の終了時刻に近付いたら、また戻り結果を聞く。

 ・司会進行役を、みんなで持ち回りで担当する。
  会議の前にくじ引きを引き、当たった人が役をする。

 ・会議の前にお菓子を配り、和やかな雰囲気にする。

 ・発言した人に、お菓子をあげる。
  ※だんだん、なんだかわからなくなってきましたね^_^;

など、いろんな意見が出ました。

その状況によって、何が効果があるか分かりませんし
全て効果がでないかも知れません。

大事なのは、手をこまねいているのではなく
困った困ったと悩むのでもなく
思いついたことを実行してみることかな、と思いました。

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