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謝罪の時 [思ったこと]

ここ数年、テレビで多くの人が謝罪する場面を目にすることが増えた気がする。

著名な人、組織の責任者、そして当事者。

本当に自分でやっちゃったーー!! と思って心から謝罪をする人も
もちろんいるだろうけど、
中には、責任、ということで、大勢の前で謝罪する人もいるだろうし、
今の状況、そして今後の影響も考えて、ここは謝罪しておかない
わけにはいかないだろう、ということもあるのではないかな。

実は、昨日、私がそのような状況に置かれた。

いいことではないので、詳細を書くことはできないが
たまたま、私がその現場に居合わせたために
謝罪をしないと、物事がすすまない、ということになった。

大勢の相手が、私が関係している組織に対して
憤慨している状況に、出くわしてしまったのだ。

もし、自分が当事者だとしたら、その場所から
逃げ出したい、とおもってしまうほどの修羅場だった。

当事者は不在だったので、たまたまその現場に居合わせた
私が代役を務めることになったのだが
大勢の相手の方の怒りは収まらない。

状況を察して、どうすればこの方たちの怒りを鎮めることができるのか、
それは、だれかが謝罪をしなければならないと判断した。

そこで、私の立場と状況は少し説明して
関係者の一人として、頭をきちんと下げて謝罪した。

それで、相手の方々の鬱積が収まったかどうかは分からない。

ただ、状況を判断して、誰かが謝罪をしないと、集団が次に進めない
人の心が一区切りつかない、という場面ってあるのだなあ、
ということを、テレビの中ではなく、実際に体験して
それに適切だったのかどうかは分からないが、
自分なりに対応したことは、今後のプラスになったような気がする。


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