世間は騒がしいようで

ワールドカップは、決勝トーナメントが盛り上がっていますね。
やっぱりワールドカップは、１回勝負のトーナメントになって
そのチームの真価が発揮されますね。

最後の最後まで勝負をあきらめない強い気持ち。

どうやったらあそこまで、強い気持ちを、全員が持つことが
できるのだろう、と不思議に思ってしまいます。

お金とか、名誉とか、家族とか、チームとか
それぞれ何か強いものをもっているのでしょうが
やはり最後は、勝利の快感でしょうか。

ある金メダリストのインタビューで、
１番になった時に得られる快感を一度味わってしまうと
もう一度味わいたいと思うようになり、
血を吐くような厳しいトレーニングにも耐えられる、とのことでした。

全身がふるえるような高揚なのでしょうね。


さて、世間が騒がしくなっています。

人には主義主張があり、それが生命や財産にまで及ぶ可能性があると
人は自分のこととして考えるようになり
結果、人の主張には耳を貸さず、自分の理論を絶対と信じ込み
議論となっても譲らない、というように見えます。

このような時に、本来冷静にならなければいけない
大勢の人への影響力を持っている、いわゆるメディアが
先頭をきって、主義主張を述べたてているように見えます。

私たちは、自分の考えをきちんと持って、
自分の主義主張を押し付けようとする広報活動から一歩距離を置き
自分で決められるようにしたいものですね。