SSブログ

高校生との競争 [思ったこと]

先日、自転車で高校時代に住んでいた我が家へ行ってみた。

30年以上前に住んでいて、他の人に売却した家だが
昔のまま建っていた。

ありがたいなあ、って感動した。

庭の木とか、小屋の位置とかは変わっていたが
門や塀のブロック、駐車場など、おおまかなところはそのまま
保存されていた、って気がした。

中学のころ、家の向かいの壁に野球のボールを投げて
遊んでいた、そのボールの跡もしっかり残っていた。

御近所は、正直、その当時どうなっていたのかの記憶が
それほどないので、分からなかったが、
商売をやっていた家は、その面影はまだ残っていて
御存命なのかどうかは不明だが、懐かしかった。


さて、今日の本題だが、その家。

実は自転車行くのは、極めて困難なのである。

その理由は、市が山を切り崩して造成した団地なので
急こう配の道が、延々と続き、ツールド。フランスの
山登りのような道なのだ。

高校の時に、自転車通学で、入学式の日に
よし、この坂を、毎日走破しよう!

と決めてしまったので、雨の日も、風の日も、寒い日も
風邪を引いて体調が悪い時も、毎日自転車を降りずに家に帰った。

3年間で、3台自転車を乗り換えた。

あまりにもハードな乗り方をしたので、1年持たなかったのだ。

3年間で、脚がはやくなり、3年のころには、クラスでも
トップクラスの走力を持ち、運動会での花形選手だった。


そして、その道を、高校の時と同じ走り方で、家まで
登ってみようと思って挑戦してみた。

まさか、とは思ったのだが、休み休みいったものの
家まで自転車でいけてしまったのだ。

もちろん、自転車の性能も30年前に比べたら格段に違うだろう。

それにしても、高校の時に苦労して成し遂げることができたことが
今もできるとは、驚きであり、自信になった。

まだまだ、そこそこの体力があるんだな。

これから、子供のころの自分にいろいろ挑戦してみようと思う。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。