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人材育成プロセス評価 [人材育成のヒント]

先日訪問した評価で、なるほどと思う人材育成の仕方を
している企業がありましたので、記載しておこうと思います。

一般的に、業務に関係のある資格を取ったり、受かると
資格手当がついたり、試験料金の補助をしてくれる企業が
多いのですね。

それらは賃金ではないので、出さなければならないわけではなく
一企業の人事政策での判断です。

さて、こういった資格取得ですが、取ったら、受かったら
という時点で評価をしてあげるのが普通ですが
資格取得のためのプロセスを評価するというのは
あまり聞いたことがありませんでした。

どういう仕組みかというと、
通常の評価制度があり、1年に1回、評価を行い
その結果を上司が面談して、フィードバックを行うのです。

ここからが、聞きものですよ。

その面談時に、資格取得のための勉強をしているのかどうかを
上司が尋ねるのです。

そして、その際に、勉強やっています、というと評価に加点
されるそうなのです。

私が質問しました。
「でも、やっていないのに、やっているということもあるのではないですか」

明快に回答してくださいました。
「いやあ、やっていないのに、やっているとはなかなか言えないですよ。

具体的に、いつ、どこで、どういうようにやっているかを話せれば
その人は、本当に勉強していると判断します。

まあ、完璧なうそをつかれたら、わかりませんけどね。(笑)」

そのことでした。

おそらく、資格取得の社風が定着してるのだと思います。

だから、勉強するのが当たり前、ということなのでしょう。

もちろん、勉強して資格を取ったら、手当は出るそうです。


人材育成のプロセス評価、素晴らしいと思いました。
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