SSブログ

無理せずに [人材育成のヒント]

昨日、新しいヒトンを人からもらった。

それは、人は強制されると避けようとしたり
あえて拒否する気持ちが芽生えてしまうが
無理しなくていいことを前提として、教えていく、というスタイルである。

例えば、

無理して覚えなくていいですよ。

分かるところまでできればいいですよ。

覚えようとしなくていいですよ。

飽きたら、途中でやめていいのですよ。


というスタイルである。

これらを研修にそのままあてはめることはできないし
一般の仕事のそのまま取り入れることは難しいだろう。

ただ、そのように緩める時間も必要だし
無理しているひとだからこそ、そういう声掛けが
心が救われることになり、次へのモチベーションにつながるのでは
と思ったのだ。

かくゆう私は、無理することが仕事であり、人生だと思って
いままで生きてきた。

快適とか、途中で投げ出す、という単語は私の辞書にはなかった。

自分だけであれば、それでいいのだが
私の仕事が、人に影響を与える仕事なので
自分のスタイルを無理に相手に与ええるのは
押し付けにしかならず、相手は不快に思うこともあるだろう。

そうなってしまったら、その後は、その人にとって苦痛の時間しかない。

それは、その人の成長を考えると、逆効果であり
講師である、自分の役割を全うしていない、と言うことかもしれない。



先日、スロージョギング、というものを教えてもらった。
それまでの私は、走ることに対して、息苦しくなるほどのスピードで
やるものだと決めつけていた。

走るだびに、前日の記録を更新しなければならないものだった。

なにかの競技を目指すのなら、その取り組みは正解なのかも知れないが
健康づくりとか、持久力のある体力づくりを目指すのなら
無理せずに、続けられるくらいのスピードで走り続けるのが
正解である、という取組み方だ。

そういう考え方や行動も身に付けることって必要だなと思いましたし
私たちの事務所で目指すものって、それかも知れないな、と思いました。



nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。