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子供たちのおみやげ [思ったこと]

今日は、素晴らしい話を伺うことが出来た。

子供たちの中で、生まれる前のことを覚えている子たちがいて
その子たちへのインタビューを撮影した、ドキュメンタリー映画の中の
ひとコマである。

何人かの子供たちが異なる場所で、違う親の子供たちが
生まれる前のことをはなすのだが、だいたい言っていることが
同じなのだ。

だから、夢とか、生まれた後に教えられたものではなくて
恐らく、本当のことなのだろうと、思った。

さらに、子供たちも、めったにその話をすることがなく
それは、話しても大人が相手にしなかったり
うそをついていると思うような反応を相手がするからみたいだ。

また、子供たちにとっては、記憶の一つにすぎないので
昔のことの一つの思いでに過ぎず、敢えて特別な体験をして
それを親や周りに人には、しないようなのだ。


前置きはこのくらいにして、本題に入る。

子供たちは、生まれる前に、多くの他の子供たちと一緒にいて
順番に仏さまのような姿をした神様に訪ねられるのだそうだ。

それは、テレビのような画面に映っている、何人もの母親の中から
どの母親のお腹中に入りたいのかをである。

子供たちを、「優しそう」だったり「綺麗」とかいう
私たちと同じような観点で、選ぶのだそうだ。

場合によっては、兄弟となる弟や妹に、先に行くからね。
後からおいでよ、と約束をして、来るのだそうだ。

これは、実際の兄弟が、2人ともその話をしているので
本当らしい。

そして、母親を決めたら、金色の球の中に入って
すべり台みたいのにのって、滑ったり、空中を飛んで
お母さんのところへいくのだそうだ。

お母さんのおなかの中にいても、お母さんの話を聴いていて
場合によっては、お母さんとお父さんとの会話も
きているのだそうだ。

おかあさんのおへそから、外が見えるらしく
おなかの中で大きくなってくると、だんだん外が良くみえてくるらしい。

ただ、お母さんが服を着ていると、見えないこともあるそうだ。

そして、生まれると、いよいよ下界の世界が目に入ってくる。
分娩台がある病室の屋根などの風景を覚えていて
お母さんよりも、正確に記憶しているこもいた。


生まれてくると、記憶とか意識ははっきりしているのだが
最初は体を上手にコントロールすることができず
歩けなかったり、話せなかったりするのだが
周りの人が何を言っているのかは、理解しているのだそうだ。

それは、生まれる前から、そういうことをしてきているからだそうだ。

なので、体を上手に使えずないので、助けてもらいたいときには
泣くしかないらしい。

そして、徐々に上手に体をコントロールできるようになると
物を上手につかめたり、立って歩けるようになったり
話ができるようになるらしい。

私たちは、赤ちゃんは何も分からない、覚えていない
出来ない、と思って接しているが、一人のちゃんとした人間なので
赤ちゃんの時から、人として接してあげるといいのだそうだ。

そうすれば、体を上手にコントロールできない、いらだたしさを
親が理解してくれたことが分かり、泣きやんだり、御機嫌に
なるのだそうだ。

これらは、赤ちゃんだけではなく、普通の人と同じ反応なのですね。


さて、タイトルの「子供たちのおみやげ」だが、こういうこともあるらしい。

子供たちは、前世で、やりのことしたことがあると
次に生まれるまでの間、反省部屋に入って、反省するらしい。

ようは、その前のこの世では、自分のことしかやってこなかったけど
死んでしまうと、周りの人が、自分のことをどう思っていたのかが
分かるそうだ。

その人の心の声が聞こえるらしい。

その時点で初めて、自分のこの世での行動を反省して
次に生まれた時には、周りの人、特に親に、尽くしたいと
思って、生まれてくるそうだ。

何をやり残したのかは、その人によって違うし、反省部屋に
行かない人もいるらしいが、あの世では、いろんなことが見えるので
反省しないわけにはいかないようだ。

そして、親のおなかの中から生まれて、一生懸命やりのこしたことを
おみやげとして、返すのだそうだ。

でも、それは親にはなかなか通じない。

あかちゃんは話せないし、体を上手に使うことができないので
親はお土産を受け取ることが難しい。

でも、親が、これは赤ちゃんからのお土産だと理解することができれば
きちんと、受け取ることができるのだ。

そうすると、生まれてきた子も、前世でやり残したことを
この世でやりきることができるので、こんどはまた
自分のことに打ち込めるらしい。

そうなった子が、一つのことに集中することができるので
例えば、オリンピックに行ける選手になるのだそうだ。


赤ちゃんは、言うことを聴かなかったり、人前で大泣きしたりして
親を困らせているように、親からは感じるが
実は、それは親に何かを知ってもらいたくて、または
何かに気付いてもらいたくて、そうしているのだそうだ。

私も親である。

子供からのおみやげを、素直に受け取ろうと思う。


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