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スポーツ選手の人間関係 [思ったこと]

スポーツの観戦で語られるのは、そのほとんどが
技術や本人のメンタリティーである。

あのポイントでの高さが光った、とか
最後の最後まで勝ちたいと思う気持ちが勝った、とか

本人に目を向けた解説や批評がほとんどである。

まあ、その方が分かりやすいし、理解しやすいからだろう。

しかし、スポーツはほとんどが、団体でおこなうものなので
一緒に戦っている人たちとの人間関係が、
実は、成績やモチベーションに大きく関わるのではないだろうか。

例えば球技スポーツは、ほとんどが団体戦で、しかも相手チームと
ほとんど接触して行うので、味方と敵との人間関係って
結構大きく左右するのではないだろうか。

一人で行う陸上競技、水泳、体操なども、一緒に走ったり泳いだり
演技を競う人たちは、常に異なるので、その人たちとの
人間関係って、その人の結果に左右するのではないだろうか。

柔道や剣道、ボクシングなどの格闘技系は、もろに
その人との今までの関係が、その試合に出てくるのかも知れない。

そして、その解説や批評はほとんど見たことがない。
ライバル対決だけを取り上げた解説はあるが
そのライバル対決に到達するまでの試合でも
きっと、いろいろあるはずだ。

練習中での出来事や、ロッカールームでのいざこざ、
学校での先輩後輩、子供のころの先方の親との関わり方

きっと、私たちの目にはいる試合だけではなく、それ以外での
出来事が、少なからず影響を及ぼすだろう。


数少ない、人間関係を競技の結果として、一般的に取り入れられているのが
競輪である。

同じレースで走るメンバーの中に、同郷人がいるとか
スクールでの先輩後輩とか、そういう人間関係の要素が加味されて
試合結果を予想するのが普通となっている。

それって、競輪だけではないだろう。


あれ、なぜ今日あの人調子がでないのだろう?
どこか体調でも悪いのではないのか、とか
今日はのっていない、というのは、実は
本人の体調やメンタリティだけでは乗り越えられない
一緒に戦っている人たちとの人間関係ではないだろうか。

そんなことを、ふと昨日考えてしまった。

でも、これって、ありじゃない??





競輪
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