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急がばまわれ [人材育成のヒント]

この記事は、先日 JIJICOというニュースネタを
集めたHPに投稿させていただいた記事を再掲しました。
タイトルは自分なりにへんこうしましてけれど。(^_^;)

 こんにちは。毎日仕事にプライベートに忙しく休みの日も活動しているあなた。
マルチタスクで仕事をこなせる人に憧れませんか?
例えば私が仕事で関わっている女性の話をしてみましょう。

その方はいつも複数の仕事を同時に仕上げてくるので、
マルチタスクな方だなあと毎回感心しています。ところが最近結婚されて、
悲鳴を上げています。

その理由は今まで家事をあまりやってこなかったので、
仕事と家事の両立ができなく、
結果自分はひとつのことしか出来ないって気付いた、とのことでした。

マルチタスクと傍からみえている人達、
例えば一度に何本もの連載を抱えている作家や漫画家は
小さなタスク(作品)を同時に何作品もこなしているので、
あかたも仕事をマルチタスクにこなすことができる人のように見えるのですが、
実際は一つの作品を集中してこなしてから、次に取りかかっているそうです。

 このようにマルチタスクで混乱した仕事をこなすよりも、
一つのことに集中してその生産性を高めることで
、仕事とプライベートと充実したものにするためにどうしたら良いのか。
ポイントを上げてみましょう。
 
 1)優先順位をつける

  やりたいことより、やらなければならないことから先に手を付けて、
  いつまでにやるのかを決める。先に、やるべきことをやり終えてから、
  やりたいことに手を付けることで楽しんで取り組めます。

2)大きなタスクは細切れにして、小さいタスクにする

  大きな仕事を小さいタスクに細分化して、少しずつ終了していく達成感を味わいましょう。

3)見える工程表を作る

  いわゆる仕事の見える化ですが、複数のタスクが各々出来る納期なのかが
  見えることで感覚的に分かります。無理かもと思ったら、
  取りかかる前に納期の変更をしましょう。

 4)次に何をするのかを考えてながら今のことに集中する

  細分化されたタスクの最初の回が終了して翌日以降次に取りかかる時に、
  すぐにはじめられるように痕跡を残しておきましょう。次工程は自分ですが、
  自分に優しく引き継いであげられるといいですね。

 集中して目の前のタスクに取り掛かっていても、
他のことが気になって集中できない時にはどうしたらいいか。

これは私が実際にやっていて効果がある方法です。

それは、気になっていることをともかく近くのメモに書き出す。

何でもいいのです、あのDVDを見ようとか、友達にメールしようとか
、明日図書館に本を借りに行こうとか。とりあえず書き出すことで、
いったん今取りかかっているタスクに無関係なことが頭の中から消すことができます。

また文字として残しておけるので忘れてしまう不安から逃れて
目の前のことに集中できます。

ま、そのメモを後から見るとたいしたことが書いていない場合が大半なのですが(笑)。



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仕組みは自分で作るもの [人材育成のヒント]

仕組みとかシステムとかは、多くの人が同じ仕事をしている組織では
重要であり、運用が難しい者ですね。

大がかりなものとすると、ISOがその一例でしょう。

私が若いころ企業で働いていた時には
QCサークルや、小集団活動、改善提案、などなど
いろんな取組がされていました。

もっと大きな単位となると、法律とか市のルールとかもそうですね。
例えば、交通のルールとか、ゴミ出しの決めごととか。

小人数であれば、お互いの合意があればいいので
敢えて、ルールを作ったりする必要がないのですが
人が増えてくると、ルールを守らない人がいたり
決めごとがないことで、秩序が乱れていることに対する
怒りから、ストレスに発展する場合もあります。

よくこういう会話がでますが、
リーダー役の人からの提案で
「~~してもらわないといけないので、みなさん協力して下さい」

というと、すかさずある人から
「~~してくれと言うけど、どうやったらいいのか決めてもらわないと
 困ります」

という意見が出てきます。

ところが、ルールなどという面倒なものが出てくると嫌な人もいて
そういう人たちは、みんなが考えれば、人に迷惑がかからないように
できるんだから、いちいち何でもルールなんていらないよ、と考えます。

どちらも正しくて、これは脳の思考の違いだと思われます。


ここからが私の意見ですが、おおまかな制度や仕組みは
実際にそれが当てはまる人たちの意見を聞いて
大局的な目で物事を見ることができる人が決めるのがいいと思ういます。

みんなの意見を聞いて決めるといっても、みんなの意見が
全く同じになることは考えにくいですよね。

やはり、声を大きい人だったり、意見がでてくるタイミングで
大勢の人が同意した考え方が、みんなの意見、ということになります。

なので、不満を持っている人も、賛成した形になります。

不満の中には、守れそうもないな、と思うもいるでしょうし
決めごとを作ることが嫌な人もいるでしょう。

なので、作られたものを守らない人が出てきます。


では、どうしたらいいのか。

制度や仕組みはあった方がいいのですが、
細かいところは自分で決めることで、
守りやすい、守ることが出来るものが、整うのではないでしょうか。

なぜ、そうしなければならないのかを、説明して納得させることも
もちろん大事ですよ。

個人ごとの決めごとがあったら、バラバラになってしまうと
思われるかも知れませんが、細かいことを決めると
それに反発する人は、そもそも守ることができない人が
出てくるのであれば、決めごとをつくることが
かえって不具合を招いてしまうこともあるのでは。

私たちの生活でも、そういうことってありますよね。


押し付けられると人は反発します。
でも、自分で決めたことは、ある程度守ることができるのでは
ないのかな、と思います。
守ろうと努力するのでは、と思います。

いかがでしょうか。





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自立した人材を育てるには [人材育成のヒント]

実際に自立した社員を育てている人の体験談を伺う機会があった。

よく、経営者やマネージャーの方から、これからの企業を
背負って立ってもらうためには、自立した人になってほしい。

誰かから指示や指図を受けて動くのではなく
自分で何をしたらいいのかを考えて、動ける人になってほしい。

大方、このような人材像を聞くことが多い。


では、なぜ自ら動くことができない人材になってしまうのか。
そのような社員でも、例えば所属しているスポーツのチームでは
テキパキと行動しているのではないでしょうか。

自分の得意な共通の趣味を持っている人の集まりでは
結構、みんなをグイグイ引っ張っているかも知れませんね。

でも例えば、会社で自分の思い通りやってみろ、と言われて
上司が思いもよらぬ行動や、人と違う言動を行った時に、何と言われるのか。

「何をやっているんだ、普通はそんなことしないだろ」 とか
「今まで、そんなことをやったやつはいないぞ」とか
「やるまえに、ホウレンソウをすることになっているだろう」とか

いろいろ、あれやこれや言われるではないでしょうか。

「なんでもやってみろ」と言われたのに、予想外のことがあると
注意される、文句を言われる。

そういうことが続くと、自然と人間は行動に制限が掛かってしまいます。
脳が過去の辛い体験を思い出して、行動にブレーキを掛けてしまうのですね。

その結果、やった方がいいと分かっているのに、
言われるまで動かない、指示待ち人間が出来上がってしまう。


では、そうすればいいのか。
その方の実践は、
どうしたらいいのか、担当者に考えさせる いいと思うことは、すぐに行動させるようにする

「すぐやれ、いまやれ」と

もし、それが結果がでなくても、または逆の結果が出てしまっても
いいからやってみろ、と、考えたことをすぐに行動させるそうです。

動かないことに対しては、突っ込みを入れるそうです。
そうして、考えたことをすぐに動く習慣をつけさせることで
結果的に、自ら動くことができる人材を育てることが出来たそうです。

大事なのは、すぐやってことを認める(否定しない) ことですね。

やった内容や、結果を問わない。
それが大事。

そこまでには、大変な労力と我慢が必要です。

ひょっとしたら経営にも影響がでるかも知れません。
でも、腹をくくって人を育てよう、と決め切ることで
望む人材に育ってくれるということを、実践されたそうです。

言うなら、自らやれ、ということですね。



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リーダーが育てられる人たち [人材育成のヒント]

昨日まで、3日間の研修に行ってまいりました。
その間ブログが停滞してしまい、申し訳ありませんでした。

そのかわり、貴重な体験をしてきましたよ!
リーダーが人を、どうやって育てるかを身を持って知ってきました。

体験とか経験って、失敗から生まれるのですがね(^_^;)
そんな私の失敗談からの体験を聞いてください。


その研修では、グループに分かれ3日間でいろんなテーマに挑戦したり
個人を見つめたりと、かなりハードな日程でした。

詳細は公表することは禁止されているので、書くことができません。
ご了承ください。

それは、次に研修を受ける方が、予備知識を持つことなく
受講して欲しいとの気づかいからです。

話を戻して、私は7名グループのリーダーをやらせてもらいました。

実はそういうことが苦手で、サブリーダーという役もあり
私は圧倒的にそのほうが得意なのですが、今回は
苦手なことに挑戦して、何が気づくかを、自分を試してみたかったのです。

さて、3日間の中で昼と夜にチェックポイントを設けられていて
個人ごとに自分が、どのように成長していったかを評価して
リーダーも、メンバーを評価してあげる、というシステムでした。

私のチームは、年配の方や経験豊富な方が多く、
そういった方々を私が評価することには躊躇(ちゅうちょ)してしまった。

なので、個人ではなく、全体としての評価にとどめていました。

最終日、研修の事務局からリーダーに対して
最後は厳しく評価するように誘導がありました。

それは、本人のためであるからで、そうする役割が
リーダーにあるからだとの話で、私も確かにそうだと思ったからです。

そして、最後の評価の場面がきました。
胸はドキドキです。
自分より上の人に厳しい評価を下さなければならないからです。

全員を集めて自分の思いを伝えました。

研修はこれで終わりだけれど、実際の現場に戻ってからが
スタートだから、頑張ってほしい。だから敢えて厳しい評価を
下させてほしい。
それをどう受け止めるかは皆さんにお任せする。 と

声は震え、何をどう一人ひとりにどう伝えたのか覚えていません。
気を付けたのは事実に基づいて「こうだったから、こうです」と言い
マイナス言葉が使わずに、プラス方向で話すようにしました。

ちゃんと伝えられたかは、分かりません。

皆さん、それを素直に受け止めてもらいました。
経験豊富な皆さんだから、今から思えば全て分かった上で
受入れてくれたのかなと思います。


ここからが本題です。

人間の気持ちとして、最後は気分良く終わりたいです。
であれば、最後は良い評価をしてあげたかった。

そのためにはどうしたら良かったのか。
それは、最後の1回手前の際に、もっと早くに、厳しい
評価を告げて挙げればよかった。

そうすれば、そういった個所に気を付けてくれて
最後はお互い気持ちよく終わることができたのかなと。

私は、人材育成の手順を誤ってしまったのです。

行く先々(さきざき)で、できることはしました。

でも、ゴールからさかのぼっての対応はできませんでした。
それがゆえに、メンバーの成長に十分に貢献できなかったのでは。


身を持って知ったこの貴重な体験を、これからの私の人生に
活かしていきたいと思います。

大勢の中でも、個人個人をきちんと見つめ、その人に対して
教えてあげたほうがいいと思うことは、ちゃんと告げてあげよう。

そのためには、自分がちゃんとした考えと持ち、キチントした
行動をしていることで、受入れてくれるようになるだろう。

そんなことを教えてもらいました。
ありがとうございました。
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マイナスの言葉 [人材育成のヒント]

先週、毎月行っているある企業の管理者研修でのひとコマ。

この企業では、管理者のヒューマン・スキルをアップさせようとの
狙いから、あらゆる角度からのヒューマン・スキルについて
学んでもらっています。

今回は、分かりやすく、人間関係をダメにしてしまう言葉。

それは、マイナスの言葉。

一つには、「D」で始まる言葉は、マイナスの言葉になることが多い。

例えば、「ダメ」「でも」「どうせ」「だって」「だから何」など
人を嫌な気持ちにさせる言葉となるので、このような言葉を
使うことをやめるよう、意識をしましょう。

という講義をしていたら、ある管理者Aが、正直にこう言いました。

「あー、おれ、こういう言葉使っているわ~、気をつけているけど」

そうしたら、他の受講者も、そうそう使っている使っている
と同意して、結構それで盛り上がりました。

結局、その場はこういう言葉は良くないよね、という結論になりましたが
そうはいっても、無意識に使ってしまうよね。

ということになり、その対策をみんなで考え始めました。

これまた管理者Aが、こんなことを言い始めました。

「よ~っし、早速来週の月曜朝礼で、みんなにマイナス言葉を
 使わないようにって言おう!
 もし、おれが言ったら教えてっていっちゃおーっ!」

と爆弾発言をしてくれました(笑)

その後は、何回言ったらイエローカードだの、何かおごれとか
そんな話になってしまいましが、私は素晴らしいアイデアだと
感激しました。

 ・職場全体でやろう、という一体感を持たせていること

 ・いいことは格好付けずに、すぐやろうという行動力

 ・まず、自分が出来るようになりたいから、部下に
  協力をあおぐ素直さ

専門書でマネジマントの勉強をしても、ここまでくだけた事例って
そうは載っていないのではないでしょうか。

急がば回れ。
何でもなさそうなことから一歩進んでいく。

そんな、人のやる気が噴火する瞬間に立ち会えたこと
よかったなあと嬉しかったです。


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ひざを痛打 [人材育成のヒント]

今朝、ひざを痛打してしまいました。
歩行不能、、、とまではいきませんが
かなり歩くのが困難。(>_<)

ようやく腰の痛みが引いてきて、そろそろジムに行って
少しでも体を動かそうと思っていた矢先!

なぜ、こういうことが起こるのでしょう?

物事はすべて必然。必ず理由がある。
でも、なぜは考えずに、そのまま受け入れる。

っていってもねえ。流石に、がっかりしてしまいました。

さりとて、このままでは引き下がれません。

なぜこうなったのかを考えて、どうしたらいいのかまで
つきとめてみました。


さて、そもそもの事態は、今朝行われた
私が所属している静岡市倫理法人会での
モーニングセミナーでの、準備のひとこま。

朝早くから、セミナーを円滑に行うための、リハーサルを
行っていました。

今朝は、いつもとは異なって、みんなで5分程度の
DVDを見るという段取りがありました。

プロジェクターで投影して、スクリーンに映しだし
それを大勢で見る、ということなので
結構準備が必要です。

さて、リハーサルになり、DVDを映しだす時に
スクリーンを、定位置に運ぶ役目の人を決めていなかったので
一瞬の間があいてしまいました。

モーニングセミナーの責任者が私なので
何かあった時に、真っ先に動かなければならないのです。

うわっと思い、席を立ち前に出ようとした瞬間
前の固定されている席のカドにひざを、ごんっ!

うっ、と悲鳴をかみ殺してスクリーンを運び
何とかその場はうまく行きました。

ところが、膝がみるみる痛くなってきて、ズボンを上げて確認したところ
ぶつけたところが、青くなっていました。

その後、だんだん痛みが増してきて、セミナーが終わった時には
びっこを引かないと歩けない状態に。トホホ。

これが事の顛末です。


さあ。ここから何を学んだでしょうか。

私がパッと飛び出して、まず動く姿、これは責任者として
あるべき姿だったと思います。

自分が行動で周りの人に教える、伝える。
そういう意味ではリーダーとしての役割を果たすことができました。

ところが、人を動かすマネジメントの観点からいうと
誰かほかの近くの人に指示して、やってもらう、という選択肢も
あったでしょう。

なんでもかんでも、自分が動けばいいということではありませんね。

私は、ほとんどの場合自分で手を下します。
もう、そうやって生きてきたので、治りません。

でも、たまには、人に動いてもらう選択肢を考えても
いいんじゃないのか、ということを教えてもらったヒザの負傷だったのかも
知れません、と考えるようにしました。


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組織の中の自分の位置 [人材育成のヒント]

もう年末ですね、皆さんお忙しいでしょうか。

私のブログを読んで戴いている人の中には
企業に勤めている方がおおいのでは、と推測しています。

それは、直接お会いした時に、ブログを読んでいることを
言っていただけることが何回もあった。

もうひとつ。

ブログを訪問していただいた記録がデータとして
見ることができるのだが、
平日に比べて、土曜日曜にブログを訪問して戴ける件数が
減る傾向にある。

やはり、会社が休みだと、そうなるのかなあと思ったり
いやいや待てよ、自分がブログする時間帯の問題なのかな
とも思う。

年末年始に入っているので、そういう方々が
帰省先や、年賀状を書きながらも、自分のパソコンで
ブログを読んでもらっている姿を想像すると
大変ありがたいし、頑張って書かないとなあと思う。


さて、今日は組織の中の人間が、仕事のモチベーションが
高まる要因について、書き留めておこう。


その1 自分の役割

自分の組織での立ち位置というか、
組織にどのように貢献しているのか。

自分が組織にいる存在価値が分かること
そういうものが大事なのかなと思います。

自分の体験で、何がしらの役割が明確になっていると
がんばれちゃったのですが、ある時、ふと
それを感じ取れなくなったときに、もうここにいる必要は
無いのかなと思ったことが何回かあります。

役割はあたえられるものなのか、自ら掴むものなのか。

それはその人の特性によるものなので、どっちのパターンも
ありますが、それは人にあった渡し方をして上げればいいのでしょうね。


その2 成長を感じ取れること

私が会社を何社か退職しましたが、その際の最終的な理由が
これです。自分がここにいて、もうこれ以上成長が感じされなく
なったことです。

自分が仕事を通してこうなりたいと思っている姿に達した時に
次の目標となる姿や、先輩がいることで、人は成長するのかなと思います。

逆に、次の目標は、こうなりたいと思える先輩などがいなくなると
どうなりたいのかが、明確にならず、途方にくれてしまいます。

組織のトップを目指そうという意識の高い人であれば
成長が止まらずにいけるのかなと思います。

そう思える人、このあたりでいいやと思う人。
人それぞれなので、その人にあった目標を持たせてあげると
いいのでしょう。

目標と言っても、業務目標だけではなく
なりたい姿、という目標が私にとっては大事ですね。

少し困難な仕事であったり、役目であったり、ですね。



自分の役割を感じ取ることができたり
自分が成長していることが分かったり、分からせてくれる人がいること

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人は皆違う [人材育成のヒント]

人は皆違っている、だから自分の常識が他人はに非常識となる
それは仕方が無いことであり、そこに気付くと
人に左右されない自分ができるので、自分が楽になる。

という考え方は、大変ありがたいもので
これに気付いた人は私を含めて、かなり楽になったのではないかと思う。

逆に、他人自分の価値感(正しいと誤解しているもの)を
押し付けようとすると、2人の人間関係がおかしくなり、大変なことになってしまう。


さて、人は皆違っているという考え方を身につけてもらいたい
人たちがいる。

それは子供たちだ。

先日、テレビで、ある親子の格闘ぶりを見た。
小学校3年生くらいの男のことが、性同一障害で
女の子の服装をしたがる。

男の子の服装は嫌がる。

お母さんは困って、最終的にどの服を着るのかは
子供に任せた。
そしたら、男の子は男の服を選んだ。

お母さんが不思議に思って、女の子の服を着てもいいんだよというと
男のことがいきなり泣き出した。

その理由は、男の子が女の子の服装を学校に着ていくと
みんなからいじめられる、といって泣きやまないのだ。

お母さんは、ほとほと困ってしまった、という場面だった。


子供たちが、人は皆違う。
男の子でも女の子の服を着たがる人もいるのだ。自分とは違っていても。

ましてやみんなと違うこともたくさんある。
いいや、みんなが同じことの方がおかしいのだ。

だから、みんなと違うことをしたからといって、いじめるのはおかしい。
みんなでみんなのことをいじめあわなければならなくなる。

ということなのだ。

大人のいじめも悲惨なものだが、子供は直接言うこともあるし
団体生活の時間が長いから、大変だと思う。

子供のことから、自分と違うことをする人のことを理解し
お互いに認め合う心を持って、そのあと大人になると
いい世界が生まれるのになあ、と、心から思う。


子供たちがこのことに気付くと、みんなが楽しくなる


いじめがなくなる

親も楽になる

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私が間違っていたかも知れない [人材育成のヒント]

最近この話題を良く持ち出しているが、素直になって
人の話に耳を傾けられることが、結果自分にとって良いということは
過去の素晴らしい人たちが伝えてくれていることだし
自分も、そうありたいと思っている。

素直になれないのはどういう時かというと
私が正しいと思う思っている時には、なかなか譲ることができない。

私が正しい、すなわち相手が間違っている、という判断になりがちだ。

私は正しい、でも相手の言うことも理解しよう、であればいいのだが。


さて、先日このことを考えていて、ふと思い出したことがある。

私は会社員を20年近く務めた経験があり、3つの会社でお世話になった。

その間いろいろあり、今となってはいい思い出のほうが
圧倒的に多い。

その時の出来事である。
私の価値観の中で、ゆるぎないものとして「秩序」というものがある。
人には理解されにくいものだが、「秩序」を保とうとする本能が強いのだ。

なので、「秩序」を乱そうとする人に対して、攻撃的になってしまう。
今では大分ゆるくなってきたが。

会社の中には、いろいろな決まりがあり、また明文化されていないが
みんなこうしている、とか、普通はこうする、という暗黙のルールがあり
そのルールをほとんどの人が守ろうとしている。

しかし、中にはその暗黙のルールを自分流に解釈して
人間の集団の秩序を乱す人がいる。

そういう人は我慢がならず、若いころはよく先輩に向かっても
文句を言っていた。

そう、私が正しいと思っていたからだ。

年を経て中堅クラスになったときは、その秩序が
社内のルールというよりも、組織の統制というものに
私の中で変わってきた。

会社として、そういうことをやっていいのか。
仕事のあるべき姿として、それでいいのか。
組織の秩序を保つために、秩序を乱す人間をそのままにしていいのか。

私は、正しいことを言っていると信じていた。
だから、誰に対しても、どんなときにも、そのことについて
発言したり、回答を求めた。


でも、今になって思い返すと、それが正しかったのか。

私が、ひょっとしたら間違っていたかも知れない。

私が話す内容は、確かに正しかったかも知れない。
でも、私は組織に所属していた人間だった。

組織の運営として、あやふやなことにしておくことも大事かもしれない。

組織の中間にいる人間として、他の部署との兼ね合いから考えて
敢えて、間違っていることを言わなければならないことも
あったかも知れない。


私が、会社勤めをしている時に、自分の考えが
ひょっとしたら間違っているかも知れない、と思い返すことができたら
私の進む道は異なっていただろう。

過去のことなので、今更どうのこうの言うことはないが
これからの人生、自分のその考えの指向を理解して
少し立ち止まって考えることが必要かも知れない。

そんなことを、ふと思いました。
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誰でもできる [人材育成のヒント]

クリスマス・イヴですね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私は普通に事務所で仕事をしています。

恐らく同じ状態の方も多数いらっしゃるでしょう。
ちょいと手を休めて、ブログ読んでいただけるといいかなと思います。

さて、私たちは人がやることに、いいなあと思ったり
うらやましいなあ、と思うことがありますでしょう。

特にそのことが、人へ貢献したり、人の役に立ったり
人を救うようなことであれば、本来自分がやりたいんだけど
なかなかできないこと。

そしてそれを人が行った話を聞くと、自分がやりたいけど
出来なかった。でもそれをやる人がいることに対して
後悔というか、やらなかった自分を少し、反省したり
時には、自己嫌悪におちいってしまったり。

でも、大丈夫です。

これは人から言われたことなのですから
そういった人に喜ばれることって、「誰でもできる」のです。

出来ないのは、いままでしなかっただけで、
あなたにできない分けではないのです。

「誰でもできる」と思えば、今日でも出来るのです。

私がやらなければ、と思うとプレッシャーが掛かって
引っ込みじあんの自分がでてきますが、
誰でもできるんだから、自分でもできると思えば気が楽になり
簡単に一歩が踏み出せるのではないでしょうか。

いかがでしょうか。

躊躇することがあったら、「誰でもできる」と念じて
自分の気持ちを楽にして、簡単にやってみましょうね。



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