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若者の雇用 [思ったこと]

最近、仕事で若者の雇用について
いろんな話を聴く機会があったので
まとめて、アップしておこうと思う。

以前の知り合いで、今は東京で人材関係の
仕事をしている、K氏から聞いた話。

東京では、学生の就職難やニート対策で
疑似仕事体験のような活動をしているそうだ。

国から依頼された事業のようだ。

新卒者が就職後、すぐに離職してしまうことが
ここ10年くらい顕著になってきています。

そのこと事態が悪いことなのかという問題は
残りますが、いわゆる雇用のミスマッチという
言葉で表わされています。

それを減らすために、学生のうちから実際の
仕事を体験させよう、ということだそうだ。

学生にかぎらず、就職できなかった若者や
ニートになっている若者も利用できる制度だそうだ。

インターンシップ制度ではなく、もっと長期間
例えば、3ケ月とか半年とか仕事を続けてもらいながら
お互いに、働き続けたいか、働いてもらいたいかを
見極める期間にするのだそうだ。

働いている期間は労働者という扱いではないので
企業は賃金の支払う必要は無く
若者には、国からの収入が支払われるのだそうだ。

インターンシップだと実際の仕事を体験してらもうには
期間が短すぎるため、その会社への就職を前提に
試しながら様子を見る、ということだ。

うまくお互いOKとなればいいのだが、もしどちらかが
NGを出した場合、ちょっとややこしいかな、と思う。


もう一つは、企業の採用者の話だ。

働く者は、自分がやりたいことを仕事にしたい。
だから、どこで働くか、なにを仕事に選ぶかを選択する。

企業側は、企業に合った人材を採用するために
応募があった中から、もっともふさわしい人を選択する。

お互いに選択しあっているわけだが
自分が選択をするのではなく
お互いが選択されるようになればいいのでは
という話だった。

選ぶ、という行為は、自らをコントロールしているようだが
実際は、他が自分に合わせてください、ということに
つながるのではないか。

だから、実際に働いてみて、働かせてみて
合わなければ、去っていくということになってしまう。

そうではなくて、選ばれるという、相手の立場に立って
どういう人なら、どういう企業なら、選んでもらえるかを考え
そのように意識していくことで
その後の結果がいい方向へ向くのではないか

という話だった。

なかなか現実的ではないかも知れないが
物の見方を変える、という意味では面白い発想だなって思った。
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