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脳に騙されないように [思ったこと]

新年早々、ぶっそうなタイトルですみません。

大みそか、大掃除をやり、脳に騙されたので
体のあちこちが痛くなった、という体験をしました。

なので、どうやったら自分の脳にだまされないように
なるのか。

 又は、逆にどうやったら脳を自分がだますことが
できるようになるのかを考えてみた。


どういうことがおきたかというと、大掃除で、
「いつか使うかも知れない」と脳に言われて
15年以上、まったく手をふれなかったものが
山ほどあった。

それを大量に捨てたのだ。

ゴミ袋に入れる作業、もうゴミをもってってくれないから
一時的に小屋に運ぶ作業。

等々終わってみると、腰は痛いは、肩や腕はパンパンだわ
いままで、使うかもしれないという脳の指令を信じた
私がバカだった、と悔やんだ。

なぜ、脳に騙されてしまったのだろう?

その時には、確かに迷ったはずだ。
「捨てようか、とっておこうか」

それで、「いつか使うかも知れない」という考えと
「いや、取っておいても使わない」という考えが両方あって
「いつか使うかも知れない」派が勝ったために、たまってしまったのだ。

 脳は絶対ではない。

だまし絵 とか 錯覚 とか皆さんも経験があるのでしょう。

あれって、脳が目で見た信号をそのままとらえずに
今までの経験で、こうに違いないという思いこみで
判断してしまっているのですね。

例えは、「私は」の「は」は、ハと発音するのに
長年の習慣で「は」を、ワと発音するのが自然になっています。

これもある意味、脳に騙されているのではないでしょうか。

見たもの、聞いたもの、感じるもの、等を素直に脳に取り込み
キチンと処理できればいいのもを、それらの信号を遮断して
過去の記憶を優先してしまう、という傾向があります。

ネス湖のネッシーも、いると思って湖を見ると、多くの人が
何でもないものを、怪物に結び付けてみてしまう、とい実験を
テレビで見たことがあります。

脳だって、恐らく悪気があって、しているのではないのでしょうが
例えば、あの人、いつもこういう風に考えているから
きっと、今度も、こういう考えて、今こうして話しているのだろうと
人に関しても推測してしまう、先読みしてしまう
勝手な判断をしてしまう、ということってあるのではないでしょうか。

AとBと、どちらかを選択するときに、脳は楽なほうを選択する
傾向があるのだそうです。

今楽なほうを選択することで、後から大変な思いをしてしまった
ということもある方はわかってもらえるでしょう。

今、これを片付けてしまえば、後から楽できるのに
疲れたから、ほっていおいて、後から何が何だか分からなくなる
というパターンですね。

何度か、このネタをブログにも書いた記憶があります。

私も、分かっているのに、全然克服できていないだなって思いました。


何らかのきったけとなるものに、「メメント」という映画がある。

近年では、レオナルド・ディカプリオと渡辺謙が主演した「インセプション」の
監督である、クリストファー・ノーランが、その中に認められる
きっかけとなった作品である。

メメンオに登場する主人公は、ケガがきっかけで、10分間しか
記憶が保持できなくなってしまった。

その後、悪そうな人物や、波乱万丈な出来事に対処するために
自分に対してのメッセージを、残しておくのである。

例えば、体に刻みこんだり、メモに残したり、
ポラロイド写真で残しておいたり。

そして、記憶がなくなった自分に対して
要注意人物とか、キーワードを伝える手段を
用いるのである。

ようするに、自分の脳が信用できないので、
今の自分が、将来の自分に対して、メッセージを残し
今の自分は、過去の自分からのメッセージを常に見て
その時に思ったことや感じたことを、大切にする、
という内容だった。


今の私たちにできることは、将来に自分に対して
メッセージを残しておくことかも知れません。

そして、それを見る習慣を付けておくことで
その時におこったことを、その時だけで判断するのではなく
過去の自分のメッセージと照合することで
今の脳に振り回されずに済む、ということかも知れません。

正月早々、ややこしい話で恐縮です。

これも、将来の自分に対してのメッセージ、ですね。


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