娘たちの涙

などというタイトルだと悲しい出来事が
あったようにとられてしまいますが、違います。

娘たちが共通の体験をしたことで
お互いに自然と涙を流す場面に出会ったのです。

昨日は、長女が参加している大学の合唱サークルが行う
定期演奏発表会。

３年生のため、過去２回とも見に行き、
大変感動させてもらいました。

彼女が、大勢の仲間たちと意識を合わせ
大人数をまとめあげて、音楽を作り上げる

その過程の苦労も知っているし、その結果の完成度の
高さにも、毎回ほれぼれしてしまいます。

まあ、親ばか、ですね。

親や関係者は毎回応援に行ってるのですが
次女は、学校の試験があったりで、今回が
最初の参加です。

次女も、今回も学校の試験に重なっていますが
長女が３年生で、今年で本格的な参加が最後なので
何としても、見させたいという思いで
連れて行きました。


発表は今年も素晴らしい完成度でした。

近松門左衛門の浄瑠璃を合唱曲に直したり
外国語の綺麗なハーモニーを楽しませてもらったり

今回の演奏会用に書き下ろしてもらった
プロの曲の初演だったり。

楽しい趣向で楽しめました。


演奏会の最後のアンコール曲　２曲も終り
本当の最後を迎えました。

コンサート会場の入り口に
サークルメンバーが集まり、最後の最後に
サークルのテーマ曲を披露して、
感動のフィナーレを迎えました。


サークルメンバーのところに、親や親せき
仲間が駆け寄ります。

私も長女の姿を探して、人の波をかき分けます。

先に次女が長女の姿を見つけて、駆け寄って行きました！

数秒遅れて、私が追いつき、2人の姿を見るとっ！！



2人とも泣いているのです。



お互いの感動が、共鳴しあい

どちらからともなく、涙が溢れたようです。


こんな感受性の強い、ピュアな娘たちを持って
本当に私は幸せ者だと思いました。

この子たちは幸せにしようと、心に誓いました。

親バカ日記でした。m(__)m