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謙虚さとアベノミクス [思ったこと]

今朝、ニュースを見ていてふと思ったことがある

起きがけの、頭がぼーっしていたときだからこそ
変なことを思いつくことが多い。

今回もそんな例のひとつ。

アベノミクスの影響で、いいものと悪いものがあって
特に、最近の株の乱高下。
これは、アベノミクスがもたらしたものだ、と論ずる人が多い。

アベノミクスは実態経済の反映ではないから、マネーゲームを
誘発しているだけだ。

なぜならば、円安で、ガゾリンや食料品が値上がりして
困っている消費者はいても
アベノミクスの恩恵を受けているという人を、聞いたことがない。

という論調だ。


ここで、ふと思った。


日本人は、ほとんどの方が謙虚だ。

しかも、仲間意識が強いから、自分だけいい思いをした
という話を、あえて自分からは滅多にしない。

特別な場合、例えば、大変気の合った仕事仲間で
お互いがお互いの良いところを吸収しよう
というギブアンドテイクの関係であったら
うまく言っていることを、分かち合うことがあるだろう。

でも、たいがい、自分だけ儲かっている、とか
自分の主人だけ給料が上がった、ボーナスが増えた
とかいう話を、日本人が、人にするだろうか?

嫉妬やねたみの対象になるようなリスクを抱えてまで
自分の自慢話をする人を、私は知らない。

だから。

アベノミクスの恩恵を被った人がいたとしても、

それを敢えて口に出す人は少ないのではないだろうか。


だから。

実際にアベノミクスの効果を直接得ている人がいても
分からないのでないか?

と思ったのである。


あまり生産性の高い話ではなさそうだが(^_^;)
人が何を考え、どのような発言をするのか、
私は、頻繁に考えることが多い。

そういう仕事だからかも知れない。

その人が常に本音を語っているわけではなく
その裏側にあるものを、聴きとってあげたいと思っている。


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