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頑張る自分を取り戻す方法 [人材育成のヒント]

今日は、心理学について勉強してきた。
静岡産業大学 応用心理学研究センター 特任教授の
武田正樹先生を迎えてのセミナーだった。
2時間と時間が限られていたため、もっともっと深く話を聞きたい場面も
多々あったが、とても実りの多い、いい話だった。

心理学を学んでいらっしゃる方には、説明するまでもないことですが
きちんと話を聞いたのは、今日はじめてのような気がするので
一つ、印象に残ったテーマを書きとめておきたいと思います。

それは、「アンカリング」と「トリガー」

私達の仕事で関係してくる利用方法としては、
マイナスな気持ちになった時に、元気を出して頑張る自分を取り戻す方法である。

例えば、元気になる感情をもつときに、私達は何を見たり、聞いたり、接したり
又は行動をするのでしょうか。

私の例でお話しすると、先日の震災から1周年。
2万人の尊い命が失われたが、その一人一人のエピソードに
接することで、「死」がものすごく身近なものと感じられ
そこから「生」に対する感謝と、「生かされている」ことの役割を
改めて考えることができた。

この尊い感情を、忘れないために、また、すぐに思いだせるように
事務所の机の前に、大切な人たちの写真をはった。

062.JPG
 ※きたない机ですみませんm(__)m 
   液晶の上に子供たちと仕事のパートナーの写真があります

大切な人の写真を見ると、この写真を貼った時の感情を思い起こし
「生かされていること」そして「時間を無駄にしてはいけないこと」を
認識できると思ったからだ。

このことが、心理学でいう「アンカリング」と「トリガー」らしい。
違っていたら、ごめんなさい。
人の話を聞いていると、私は自分のことに置き換えて理解するので
変換ミスが、たまに発生していますので(^^ゞ

この仕組みはこうなっているらしい

写真を見る → その時に嬉しい(感動的な)感情を思い出す → 元気がでる
 トリガー       アンカリング

この心の流れをスムースにするために、習慣化しておくといいらしい。

例えば、気持ちがマイナスになった時に、写真を見る。
そうだ、おれはあの時自分に誓ったはずだ。
私には大切な人がいて、その人たちの幸せのために、くよくよしてはいられないと!!

そして、元気がでてくる。

これは、自分の感情をコントロールできる、ということだそうだ。

私は机の上に写真を貼ったのは、この心理学を学んだからではなく
セルフコントロールという勉強をして、それを自分流に解釈して行ったのだが
今回、その裏付けができ、さらに納得できたので、良かった。

いかがでしょうか。

いくら頑張っていても、足を引っ張られるような出来事がおき
そのことで、プラスの感情が、その振れ幅の分、マイナスの感情が大きくなってしまう
という経験があるのでは。

私は、つい先日ありました。

昨日のブログをアップするのが遅くなったのも、それが大きく影響していました。

マイナスの感情を持っている時にブログを書くと、読む人にいい影響を与えられないと考え
なんとか自分の感情をコントロールしようと思って苦心していました。

まだ、マイナス10くらいです。

でも、今、机の上の写真を見ています。



「こんなところで立ち止まっている場合ではない」

これは、東京で一緒に学んでいる 金沢のKさんという、私の分身のような方が
みんなの前で宣言した言葉です!

私はこの言葉を聞いた時に、槍(やり)で、正面から背中を串刺しにされたほど
ショックを受けました。

そうだ、その通りだと思いました。

今、Kさんは、私に言ってくれていると思います。

「村松っ! おまえは立ち止まっている場合ではないっ!

おれにはやることがあるんだ、お前にもやることがあるはずだっ!」

 

今日の歩数 6,252歩


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