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職長さん あなたの力を貸してください! その3 [研修募集中!!]

先日、ご案内した 海外派遣者向けの準備セミナーについて、
なぜ、このセミナーを企画したのかを、本音でつづります。
長文となりますが、お付き合いいただければ幸いです。

このページは その4 最終回です。 その1とその2からお読みいただくことをお勧めします。

 その1はこちら 日本の製造業に携わる労働者に対する現状です

 その2はこちら 日本の製造現場に携わった方に、海外の工場で活躍してほしい
           理由を書きました。 

きょうは、その3として、では、日本の製造業の現場で活躍した人が
日本の産業および文化圏に出かけていくためには、どうしたらいいのか。

 ↓日本の産業及び文化圏とは線の中のこと
japan1.jpg
私が考える日本の産業および文化圏

まずほとんどの方が、海外の工場へ行って欲しいと言われて思うのが
「英語や現地の言葉が分からない」です。

日本で、グローバル人材育成の教育を行っている企業のうち約60%が
英語の語学教育です。

もちろん、英語が話せたほうがいいのは間違いがありません。

では、英語が話すことができれば、うまくいくのでしょうか?

実は私は英語がほとんど話ができません。
仕事で現地の方と接している時に、英語を話すことができればいいのにと
思うことは、しばしばでした。今も、悔やまれてなりません。

現地の人に研修を行う際に、日本人の社員に通訳に入ってもらいました。

その前に、日本人の社員全員に、研修を受講生してもらったので
内容は分かってもらっている、はずです。

日本人の社員も仕事を持っているので、私の通訳には交替で
何人かの人が担当してくれました。

で、通訳の人によって、現地の人たちの理解度に大きく差が出ました。

なぜ

それは、日本人の研修に対する理解度が異なったからです。

若干英語が上手、下手は会ったかもしれません。
ですが、日本人の研修中に、しっかり理解していた人が通訳ではいってくれると
現地の人の反応がいいです。研修の進行もスムースです。

ところが、研修中に、理解ができていないかなと思う人が通訳に入ると
やっぱり、現地の人に対して、私の伝えたいことが伝わりません。

このことから考えると、当たり前かも知れませんが
人に伝えるのは、言葉ではなく、伝えたいと思う心だと思いました。

理解のいい日本人は、研修に興味を持ち、熱心に学ぼうという意思がありました。

でも、理解の今一つだった日本人は、興味が薄かったです。

どちらの人が、相手に一生懸命伝えようとするかというと
やっぱり自分が興味を持った人なのは、間違いないですね。

私が、ここで言いたかったことは、相手とのコミュニケーションとは
英語が話せる、ではないですよね。 伝えたい、と思う心ですよね。
分かっていただけますでしょうか、ありがとうございます。


現地の人との心が通じある交流ができれば、自然とこちらの思いを
自分で伝えたいと思うようになり、自然に英語が話せるようになります。

私も、出張のたびに、自分が英語を少しづつ話せるようになって
うれしかった記憶があります。

なによりもっ!!

自分が伝えたいことは、通訳ではなく、たどたどしてくてもよく
現在形とか過去形とか、ごちゃごちゃでも
一生懸命伝えようとして話せば、相手も一生懸命理解してくれようとします!

そのほうが、お互い人間として理解しあえるのかなと思えました。


出張中に、私の運営のミスで、現地の人たちを混乱させてしまったことがあります。

その時に、私は自分の言葉で伝えたかったので、
会議室で、通訳の日本人が来る前に、現地の人に英語で伝えました。

「I'm so sorry」

現地の人からすると、日本人があやまったぞっ!ということで驚いていました。
でも、そのあと彼らとの距離がすごく近くなりました。

私の仕事である、研修は受講者がいなければ仕事になりません。

講師と受講者との一体感が、満足できる研修を作り上げると思っています。
なので、受講者との距離感を大切にしています。

そんな思いから、素直に言葉になって現れたのかな、と思います。

毎回の長文をお読みいただき、ありがとうございます。

次回はその4になります。構想では最終回です。

では、心を伝えるスキルについて書きますね。

 

1.海外派遣者の心得と知識

 ★ 日時 : 6月20日(水) 9時30分~16時30分

 ★ 場所 : 清水テクノカレッジ  地図は こちら
      静岡市清水区楠160

 ★ 主催 : 静岡県職業能力開発協会 問い合わせ先は こちら

 ★ 受講料 : 会員 9,000円   非会員 10,800円

 ★ 内容  1.外国人と日本人との違い

        2.海外のワーカーについて

        3.これだけは知っておこう
           5SとKAIZEN

        4.生活の注意点

global.jpg

申込書は こちら→ 申込書.pdf

詳細は こちら をご覧ください


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