新たな出会い

５月に入り、自分の行動が次々と変化してきた。
自分でも驚くような、ちょっとした奇跡の連続だ。

今日、また今までとは違う行動をとることができ、
それが思いもよらない素敵な結果を生み出した。

私はこう見えても、大変に人見知りが激しい。

幼いころは、母のそばから離れずに、家族から離れて一人になることなど
あり得ないことだった。

今でも、まだ幼稚園に上がる前に、一人で母を追いかけて
三保神社の境内を、泣きながら走っている自分を覚えている。

昨日との連続になるが、そんな人見知りが少しは良くなったのが
大学にはいり、一人暮らしをしてからだ。
というか、良くそんな状態で一人暮らしができたな、と思う。
親はもっと心配だっただろうな、と今にして思う。

社会人になり、人見知りはなおらず、親しい人とは打ち解けて話をするが
初対面の人とは、話ができるようになるまで、ずいぶん時間がかかる。

さて、そのような内気な性格のために、知らない人に自分から声を掛けるのが
非常におっくうだ。

セミナーの後の交流会などで、自分から名刺交換を言い出せずに、この年になってしまった。

この社会人として、致命的な悪いところは、５月に入り行動を換えることができた。
５月に、多くの初対面の方にお会いする機会に、自ら出かけたが、名刺がずいぶんたまった。
もちろん、自分から声を掛けて交換してもらったものがほどんど。

さて、もうひとつ極端な人見知りからのダメダメ行動は、知らない人と
アポが取れない、である。

ここまでくると、社会人としてどうにもならない人間だったが、ついに今日
それを換える行動ができたのだ。

一人は、以前、名刺交換をさせてもらった方と、アポを取ることができた。

名刺交換の際に、お互いの仕事に共通点があったため
その後、ご挨拶のメールを差し上げた時にも、先方からも会いたいとの連絡をうえたため
アポが簡単に取れた。

ここまで読んでいただいた方の大多数の方は、呆れているのではないかと焦っています。

確かに、このような行為は、多くの方にとっては普通のことでしょう。
というか、普通やるでしょう？　という行動でしょうね。はい。


次の方は、というか、ある団体で、私と同様の仕事をしている方と
アポを取る、という、私にとっては断崖絶壁から飛び降りるような
ありえない行動をとったのだ。

まず、その団体へ電話を入れ、名乗り、こういうことについて
分かる方をお願いします、と取次の方にお願いした。

で、担当者にかわってもらったが、もちろん初めての方だし
電話で、こちらの意図を伝えなければならず、しかもアポを取るわけだ。

ドキドキもので、電話を入れた理由をかいつまんで伝えた。

そしたら、先方の反応が非常に良くて、私と話していたら
新しいアイデアが生まれました。ありがとうございます、とお礼まで言われてしまった。

ずいぶん、素直な方だなあ、とどぎまぎしていたが
ここで、今日の目的の、お伺いしたいとアポの都合を聞いた

ほとんどいつでも事務所にいるので、ぜひお出かけください、と先方から
言われてしまった。

おそらく、このようなアポの取り方って、今後もそうは無いだろうけれど
思い切って行動をしたから、予想もしない、相手の反応を体験することができ
本来のアポを取る、という結果までつかんでしまった。

やっぱり行動ってだいじだなあ、と深く思った今日の出来事でした。