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建設業界の人材育成 [人材育成のヒント]

先日、建設業の企業へ伺い、人材育成について
興味深い話を聴くことができた。

その企業は総業50年ほど続いている中小企業で
取引先は、大手ゼネコンとのこと。

中小企業で大手ゼネコンと直接仕事を受注しているので
大した実力だと思う。

その理由は、人を資産だと認識して育てているのだ

例えば、ほめて育てることをしているし、
本人の適性を見て、今の職場があわないと見ると
適材適所で移動させる。

仕事が少なくなってきたときも、リストラを
することがなく、他部署の手伝いをさせるなど
人材の維持に努めている。

「なぜって、だってせっかく育てたのだから
 もったいないじゃないですか。」と話してくれた。

そうはいっても、転職する人も後を絶たないらしい。

それでも、

「うちの会社で立派に育ってくれて
 他の会社にいっても、この業界がちゃんとなれば
 いいんですよ。」 とおっしゃっていた。

更に、

「うちは、元請けのゼネコンである現場監督者も
 育てていますよ。

「人としてどうか、多くの下請けさんが入って仕事をしている
 建設現場では、監督者の人間性で、仕事の出来栄えが
 かわってくるんです。

 納期が収まったり、予算の範囲内で、できたり

 だから、監督者は男児なんです。

 彼らが、後から困らないように、私たちが言ってあげているんです。」


そこまで考えているのか、と驚きました。

下請け、孫請け、一人親方等等、他にはない就業形態の
人々が集まって、一つのものを作り上げるからこそ
それをまとめる人が大事で
そこには、年齢や学歴は関係なく
その人のために、という人の心が大事なのだそうだ。

これは一般の企業にも当てはまるようなあ。

大変感心させれれる話を伺いました。
ありがとうございます。

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