身の丈の仕事をする [仕事の信条]
私たちの仕事に対する信条の一つに
「身の丈の仕事をする」 があります
高のぞみをせずに、自分たちのできることを、できる範囲で、全力で行う
といったことです。
また、謙虚に、という意味も含まれています
教育の仕事に携わっていると、「先生」とか「講師」と呼ばれることと、
人のものを伝える仕事の場合、相手に受け入れてもらわなければ
一方的な押しつけになってしまうので、より謙虚に、という心構えでいます。
ここで思ったことがあります
スーパーコンピューターの「京」が世界一に返り咲いた明るいニュースが
先日ありましたね
さらに、説明もいりません、なでしこジャパンの世界一
世界一のニュースが入るたびにパッシングを浴びるのがこの人
この時の質問は、決して1位を否定しているわけではなく
2位ではダメなことを、本人から説明してください、と言っているのですが
なぜ、「2位じゃダメなんでしょうか」発言が、毎回問われるのか
それは、事業仕分けのやりかたが謙虚ではなく、私たちに違和感を
覚えさせたからではなかったでしょうか
相手の発言の途中にさえぎったり、反論の余地を与えなかったり
短い時間で話すように要求したり
普段の私たちの仕事や生活の場で、あのような光景を目にすることは
そうそうないのでは
たとえば、謙虚に
「みなさんが行っている事業は、さまざまな人に役に立っているでしょう
お疲れ様です。
ご存知のように日本が今、返済しきれないほどの借金を抱えています。
ぜひ、みなさんのご協力をいただき、事業の中でムダだと思われるもの
削減できそうなものを、提案していただけないでしょうか。
事業に直接携わっている皆様には気づかない点もあるかもしれません。
それについては、僭越ながら私たちからも、アドバイスさせていただきたいと存じます。」
というような気持ちで事業仕分けを取り組めば、こうまで尾をひかなったのではないでしょうか。
私たちは、謙虚に、身の丈の仕事をします
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