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研修後のフォロー訪問 [人材育成のヒント]

人材育成の一環として、研修後1ケ月から2ケ月以内に、再度企業へ訪問し、

受講者に対してのフォローを行っています。

昨年の8月から最初の企業がスタートして、徐々に企業数が増えてきて

現在は、今月予定の企業を含めると6社にまで増えました。

企業数が増えたので、フォローする受講者の数も、24名になりました。

 

先日のフォロー研修 仕事の教え方編はこちら

 

今日は、事務系企業の若手リーダー候補者に対して行いました。

昨年5月に業務改善研修を行い、その場で改善提案を発表。

その後、改善提案の状況の確認と、

研修内容が実際に業務に使えているか、使えていなければその理由と対応方法のアドバイス

といったところが目的です。

 

ところで

研修を受講した社員が、職場での発言や行動が変化する、ということは

実際のところ、すぐには難しいのが現状ではないでしょうか。

 

いろんな理由があります。

・研修を受講して、「よし、やろう!」と思っても、研修でのやりかたは分かっても

 自分の職場に当てはまらず、自分の仕事への使い方がよくわからない

 

・研修を受講して、「よし、やろう!」と思っても、研修を受講していない他の職場の人との

 温度差を感じ、徐々にモチベーションが下がって、いつの間にか元通りになる。

 

・研修を受講して、「よし、やろう!」と思っても、職場に戻ると山のような仕事が待っていて

 受講したことを試そうと思っても、抱えた仕事を処理することで追われてしまい

 そのうち、受講前の自分に戻ってしまう。

 

・そもそも研修の内容が、今一つ腑(ふ)に落ちておらず、講師の言っていることは分かるが

 自分の仕事に対しては違いような気がする。

 

 等々が考えられます。

 まだまだいろんな理由があるでしょう。

 

このような受講者の状況を、自らの会社員生活20年の経験から少しですが想像ができます。

 

従来研修講師として、研修後受講者がそうなってしまうことに、やるせなさを感じていました。

 

自分の仕事は、研修をつつがなく勤め上げることなのか

修を通じて知り合った人の成長を支援する人材育成が仕事なのか。

考えた結果、自分は「人の成長を支援する人材育成」を仕事にしていこう決めました。

決めたので、手段を考えました。

それが研修後、フォローの訪問をして、研修を通じて知り合った人に再度会って

その後のアドバイスを継続して行う、という方法をとることにしました。

 

今まで、研修を修了するときに、

「本当にこの人たちは職場で習ったことを、やってくれるのかなあ」という不安を抱えたままでしたが

今は、その後、具体的な事例でアドバイスすることができるので

講師と受講者、という関係よりも、仕事の人生の支援者、という関係を気づくことができるのかな

ひょっとしたら、すごい人と知り合えることができるのかな、という期待でいっぱいです。

 

今日の、研修後のフォロー訪問の様子は、別の日にアップしましょう。

今日の歩数 2,994歩 (^^ゞ

 

 


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