「はやぶさ 遥かなる帰還」を見て [仕事の信条]
一昨日、受験コーチと映画「はやぶさ 遥かなる帰還」を見ました。
見に行くことになったいきさつは、受験コーチが丁寧につづっているので、こちら をご覧ください。
映画は、ドキュメンタリーっぽく事実を淡々と積み重ねていく作り方でした。
はやぶさはいくつもの苦難に出会いましたが、その出来事をことさら強調するわけでもなく
渡辺謙も、比較的抑えめの演技でした。
なぜかなあ、と思って見ていたのですが、ラスト近くそれが分かりました。
この映画の主人公は はやぶさ、だったのです。
はやぶさがすべての使命を終えて、最後に地球の軌道に入った時の映像が
素晴らしかった。感動しました。
はやぶさが遠い宇宙を旅してきて、困難を乗り越えてきて、奇跡的に地球に戻ってきた
はやぶさが、最後に地球をその目で見た画像が効果的に使われていました。
そして、きれいな流れ星になって燃え尽きていく姿を見ることができました。
CGですが、本当にはなぶさってこんな温かい目で地球を見ながら、燃えていったのだろうな
と、感動の涙がとまりませんでした。
その後、自分の仕事と重なった場面があり、その場面はこれからの望んでいる自分の姿を
表しているシーンでした。
主人公のプロジェクトリーダーである渡辺謙が、いままで多くの研究者と激論を戦わせた部屋に戻り
今は明かりも点いておらず、一人でたたずんでいると。
部屋の窓から、若者の研究者がこれからのことをみんなで楽しそうに話し合っている姿が
目に入る、というシーンです。
はやぶさは、その年代の研究者が絶対にあきらめないで、その使命を果たしました。
はやぶさ2は、次の世代の研究者が、絶対にあきらめない、という精神を受け継ぎ
取り組んでくれるだろう。
私も、自分の仕事にかける思いを、何人かの人に語りかけています。
また、これからの日本を背負って立つ、次の世代の人たちに語っていきたいと思っています。
そして、その使命を全うした後には、脇役として、見守ってあげようと思っています。
そのために、自分がその姿を見せなければと、思いを強くしました。
はやぶさプロジェクトのメンバーは、全員同じ方向に向いて仕事をしていました。
時には意見の相違があり、激しく言い合うこともありました。
私の事務所も、人が育つ支援のプロジェクトチームです。
そして、一緒に考え、悩み、工夫をしてくれるスタッフがいることを、心からありがたく思います。
そんな思いを映画を見た後、帰り道にかみしめていました。
今日の歩数 6,720歩
日本の希望ですね。
by ねじまき鳥 (2012-02-13 22:46)
ねじまきさん>将来への希望も大きいですね
by むらひで (2012-02-14 09:01)
はやぶさは本物のカプセルを2回、見に行きました。
それと、プロジェクトに加わっていた方の講演会も。
別の映画では西田敏行さんが演じられていた役柄の
モデルになった先生です。
人間って凄いなあ、と思いますね。
今回の渡辺謙さんのも見に行きたいです。
by マチャ (2012-02-18 17:33)