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若者向け 小人数座学研修 [こんな研修をやりました]

先日、弊社事務所に併設されているセミナールームで
小人数での若者向け、座学の研修を行いました。

弊社事務所は、静岡市の駅前の浮月楼という
庭園が綺麗な敷地内にあり、とてもきれいです。

 庭園の雰囲気は こちら

セミナールームは通常、社会保険労務士の勉強をする
ラスタ塾で使用しており、普段から社会人が勉強する
熱気あふれる場所なので、研修にも向いているかも、です。

 ラスタ塾は こちら101.JPG

これが、今回3名が受講する場合のセッティング
手前にはスペースがあるため
最大で6名くらいは対応できそうです。


今回の対象者は、今年の新入社員で
入社後所属先に配属になり、2週間ほど
実際の仕事を経験しての、スキルアップ研修です。

カリキュラムは、

午前は、一般常識、特にマナーについて復習です。

何回学んでも、今だからこそ吸収できるという
企業の教育責任者からの要望です。

午後は、安全について、実際に仕事を経験してことで
更に、安全への意識づけを図るために行い、
最後はみんなで意見を出し合い、集約して
自分たちの考えをまとめる、という流れにしました。

最初は、挨拶とお辞儀から
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基本のしつけができているようで、上手でした。

次に、自分たちは何のために働くのかを考えさせ
発表させました。
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面接試験ではないから、本音でいいよ、と告げました。
そしたら明確は目的を持っていて関心しました。

「いろんな失敗をして、自分を成長させたい」
「○○という車を買う」 等
自分の意見を持ち、人前で言えるのは素晴らしいです。



続いて、マナーとは人との関係の潤滑油であることを伝え
挨拶、敬語等を進めていきました。
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特に力を入れたのは、身だしなみです。
そろそろ作業服を着崩してしまう頃なので
そういうことは自分が一番損するよ。
ということを伝えました。

午前中の講義は終わり、昼食タイムです。
静岡市の街中にあるため、いろんな食事する場所があります。
しっかり5分前行動を促して休憩へ


午後は、安全教育です。
入社時に、社員の方から一通り受講していますが
自分たちの体験に沿って、更に突っ込んだ
話に入りました。
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メモをしっかりとっていたようです。
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次に、KYTの復習を行いました。
灯油缶を二段積みして、手押し台車で坂道を上る。
という絵を見て、出尽くすまで危険個所を
挙げさせました。

途中、かれらから、もう危険が見つかりませんと
ギブアップ寸前までいきましたが
少し、ヒントを与えると、そこから
着眼点が次々と生まれ、全部で23ケ出ました。


次に、自分たちの職場に潜む危険を
KJ法を使って、いろいろ挙げさせました。

KJ法とは、思い付いたものを付箋に書き出し
模造紙の上に貼っていき、
他の人の意見に自分の意見を足していくことで
アイデアの量を求める手法です。

1人10ケ以上を目指して書き出しています。
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30ケ以上出たので、出た意見を分類しました。

この作業は、彼らだけだと大変なので
私が聞きとりしながら、手伝いました。

カテゴリーは、「人」「作業方法」「設備」「機械」「環境」に
分類しました。

一番意見が多かったのは「作業方法」でした。
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それに基づいて、1人1人自分の意見を発表させました。
この場面でも臆することなく、しっかり身振り手振りを
交えて語ってくれました。

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たいしたもんだなあ。



最後に、彼らの受講後のレポートを抜粋します。

「現場に入る前に危険な所とかを教えもらったけど、
 危険がどれとか想像できずにいたけど、
 現場に入って2週間たって、どうゆう危険があるか
 再確認できたから、今までよりも濃く安全について
 考えられると思うから、安全第一に考えていきたい。

 あと、社会人としてのマナーにも、もっと気をつけて
 先輩や上司などと接していきたい。」

「これからの作業に、しっかりとコツをつかんで
 今日学んだことを生かして、たくさん仕事を覚えて
 安全な仕事をしていきたいと思います。

 また、コツコツ努力していけば自分が成長したことが
 実感できるので、つらいことがたくさんあると思うけど
 それらを乗り越えていきたいと思います。」

「2週間程たちましたが、仕事をしている先輩や上司の
 方々を見ると、かこいいと感じました。
 自分も早く仕事を憶えて仕事のできるかっこ良い
 大人になりたいです。」

この子たちの成長に、ずっとかかわりたいなと
つくづく思いました。
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